赤色の水温警告灯でオーバーヒート!?
水温警告ランプが点灯?ラジエーター交換の実例と対策
車に乗っていると、突然のトラブルに見舞われることもありますよね。今回は「水温計のランプが点いたり消えたりする」というご相談を受けたケースをご紹介します。この症状の原因や、実際に行ったラジエーター交換の作業内容、そして今後の注意点についてお話しします。
メーターパネルにこのマークが光ったら注意!!
トラブル発生!赤色の水温警告ランプに注意
「水温計の赤いランプが点いたり消えたりしているんですが…」とお客様からご相談をいただきました。車を点検したところ、ラジエーター本体からクーラントが漏れているのを発見!しかも、予備タンクも空っぽ。
このままではエンジンがオーバーヒートしてしまう危険があります。まず、漏れ防止剤で応急処置を試みましたが、効果はありませんでした。
そこで、お客様に状況を説明し、ラジエーター交換を提案しました。
ラジエーター交換
今回のお車は日産モコ。
ボンネットを開けると、クーラントが焼けた独特の匂いが漂っていました。
作業開始です!!
むむっ!?これは!?
漏れたクーラント液が乾いて、白くシミになっていますね!
ラジエーター交換の作業自体は比較的簡単なもので、丁寧に古いラジエーターを外し、新しいものを取り付けました。
作業後は、電動ファンがしっかり作動しているかを確認することがポイント。この確認を怠ると、新しいラジエーターに交換しても冷却不良が起きる可能性があります。
今回取り付けたのは社外製のラジエーターです。
ラジエーター故障の原因と今後のアドバイス
今回のラジエーター故障の原因は経年劣化でした。ラジエーターは冷却系統の要であるため、長年使用すると劣化してクーラント漏れを引き起こします。そこで、今後のトラブルを防ぐために次の点に注意してください:
- クーラントの量と状態を定期的にチェック
減っていたり汚れている場合は早めに補充や交換を行いましょう。 - 年数が経過した車両は早めの点検を
経年劣化が原因の場合、ラジエーターだけでなく他の冷却系部品も弱っている可能性があります。定期的に整備工場で点検を受けるのがおすすめです。 - 異変を感じたらすぐに相談を!
水温計のランプが点灯したり、クーラントの匂いがした場合は早めにプロに相談してください。早期発見が大きなトラブルを防ぎます。
まとめ
今回のケースでは、ラジエーター交換で無事トラブルを解消することができました。
車の冷却系統は車の寿命に直結する部分ですので、定期的な点検やメンテナンスが重要です。
車に関する気になることやトラブルがあれば、ぜひ早めに整備工場に相談してください!これからも安心してお車をお使いいただけるよう、全力でサポートいたします。